綾小路翔
　2009年1月27日、公式サイト上で「俺達は現在進行形の、最新型の、力強くて、それでいて切なくて、だけど胸騒ぎが止まらない、そんなとびっきりのロックンロールを発信します。」と所信表明した氣志團の團長、綾小路翔（年齢非公表）。4月26日には東京・日本武道館にて2年7ヶ月ぶりとなるライブを行い、氣志團としての活動を再開した。

　再始動を待ち望む約12,000人のファンで武道館が埋め尽くされる中、オープニング曲「房総スカイライン・ファントム」でGIGがスタート。トレードマークである漆黒の学ラン姿でメンバーが登場すると、地鳴りのような歓声が会場を包む。綾小路翔は「待たせてごめん、俺らはもうどこにも行かねぇからな！俺たちにはお前らしかいないし、お前らにも俺らしかいねぇ。俺らがお前らの運命の相手、氣志團！」と再始動への心意気を叫んだ。

　360度全方向から観客に囲まれ、格闘技を思わせるセンターステージは、ゆっくりと360度回転する仕組みになっており、「今日、360度センターステージにしたのは、ギミックなしの俺ら6人を見てほしかったから」と述べる彼らの潔さと、ロックンロール魂は健在。「One Night Carnival」「黒い太陽」「雷電」、そして再始動後初の新曲となる「木更津サリー」など全19曲を熱唱した。

　7月からは、全国7都市11公演によるツアー『氣志團現象2009 MIDSUMMER CARAVAN TOUR「ON THE STREET」』を行うことを発表。同ツアーでは会場限定販売で10,000本限定生産のドキュメンタリーDVDを発売する。

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