DREAMS COME TRUE、20周年ツアー開始
ドリカムにとって大阪は、20年前のデビュー日もライブを行ったという想い出の地。チケットは即日完売となり、ドリカムがステージに登場するや1万人の鳴り止まない大歓声と拍手に、ヴォーカル・吉田美和は冒頭から感極まって涙しながらも「今日は何てたってドリの成人式！ ああ胸いっぱい過ぎて喋られない（笑）。」と言えば、ベース・中村正人が「思い返せば20年前、ドリカムはこの大阪でデビューしました。ホントに今日はようこそ！」と続く。「1曲1曲感謝を込めて、1人1人の顔を見ながら、最後まで歌いたいと思います。今日も絶対幸せにしちゃうからね〜！」との吉田のMCを皮切りに、「AND I LOVE YOU」「DO YOU DREAMS COME TRUE?」からの楽曲を中心に、青山テルマに楽曲を提供し話題となった「大っきらい でもありがと」をはじめ、この日が本邦初公開という新曲を次々と披露した。
そしてこの日のハイライトとも言えるのが、中村の「タイムマシーンに乗って20年前に戻りましょうか！」との言葉から披露された、20年間の歴史を振り返る豪華ヒットメドレー。「決戦は金曜日」「うれしい！たのしい！大好き！」「Eyes to me」など歴代の大ヒット曲の数々に観衆も大興奮。会場全体がハッピーな空気に包まれた。
20年の間に数々のヒット曲を世に送り出し、CDの総売上枚数は5500万枚を突破。名実ともに日本の音楽シーンを代表する国民的アーティストとなったドリカム。20年前のこの日、たった3曲の披露にとどまったオムニバスの新人ライヴ出演から、今日は史上最多曲数という全40曲を披露するワンマンライヴを行うまでに成長した。吉田は最後に「皆がいなかったら20周年は、今日という日は来ていなかった。大阪からまた何かが始まるんだと思うと嬉しいです。皆の顔を大切に1つ1つ心にしまって、明日からまた頑張ります！」と誓った。
全国ツアーは7月5日の沖縄コンベンションセンターまで、全13ヵ所33公演で30万人を動員予定となっている。
・ドリームズカムトゥルー - アーティスト情報
■関連記事
・DCT、超豪華カバーライブ「みんなでドリする？」が大盛況（2009年03月11日）
・DCT、史上初ベストアルバム付きニューアルバム（2008年12月25日）
・女優・多部未華子らがドリカムをカバー（2008年12月16日）
・DREAMS COME TRUE、9年10ヶ月ぶりのオリコン1位（2008年11月19日）
・吉田美和が涙、1年2ヶ月ぶりのDREAMS COME TRUE（2008年11月16日）
