11月30日のセリエA第14節パレルモ戦1−3敗戦に続き、3日のイタリア杯5回戦のラツィオ戦でも1−2敗戦に終わったACミラン。チーム危機説が報じられる中、ブラジル代表のMFカカ(26)が危機説をキッパリと否定した。

「我々は、現在報じられている程困難に陥っているわけではない。あなた方には連敗のインパクトが強いのかもしれないが、僕はそれまで積み重ねたポジティブな結果をアピールしたい。以前は内容が悪くても結果を残すことが出来ていた。その頃と比較すると、今は確かに厳しい状況にある。みんなが僕にゴールとアシストを期待しているが、今はチームのために自己犠牲を払う時期だと思っている」とカカ。

また、プレミアリーグ移籍を心配するサポーターに対して、カカは「プレミアは好きだけど、ACミランの環境に満足しており、イタリアを愛している。ACミランの目的と僕の目的に共通点がなくなった時は、違う道を歩むことになるだろうが、今のところその可能性はない」とコメント。自身のACミラン退団説も否定した。