以前GIGAZINEで初代iPhoneの製造原価が驚くほど低かったことをお伝えしましたが、調査会社によると7月11日から発売される「iPhone 3G」はそれを下回るかもしれないそうです。

詳細は以下の通り。
iSuppli Corporation : Applied Market Intelligence

この記事によると、調査会社iSuppliがiPhone 3Gのスペックから各パーツのコストを計算したところ、8GBモデルのiPhone 3Gの製造コストはおよそ173ドル(約1万8600円)であるという結果が出たそうです。これは初代iPhoneの4GBモデルが245.83ドル(約2万6500円)、8GBモデルが280.83ドル(約3万円)であったことと比較しても劇的に低くなっています。

これが8GBモデルのiPhone 3Gの製造コスト内訳。一番高い8GBのフラッシュメモリが22.8ドル(約2457円)、タッチスクリーン機構と液晶ディスプレイがそれぞれ20ドル(約2155円)で、アプリケーションプロセッサは13.5ドル(約1455円)、HSDPAの通信モジュールは15ドル(約1616円)となっており、合計173ドルとなっています。


まだ実際のiPhone 3Gを分解して各パーツの価格を調べたわけではないので、あくまで推測の域を出ないとしていますが、いずれにせよ初代iPhoneのように製造コストが低いことは間違いないようです。

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