F1GP08シーズン開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)が16日、アルバート・パーク・サーキットで行われ、2連覇を目指すフェラーリのフィンランド人ドライバー、キミ・ライコネンは43周目にリタイアとなった。

開幕戦でのリタイアにライコネンは「今日のレースは、フェラーリ本来の姿ではない。厳しい週末となってしまった。しかし、シーズンは長いので、挽回できるはずだ。次回GP開催前に十字を切って神頼みするようなことはしたくない。平静を保ち、次回GPに挑みたい。マシンの仕上がりを信じている」と自分自身に言い聞かせるように語った。

尚、9位完走扱いとなったライコネンは、6位のバリチェロ(ホンダ)が失格処分となったため、8位に繰り上がりポイントを獲得した。