トルコの弁護士がインテルを攻撃「中世の騎士団を思い出させる」
バリス・カスカというトルコ人弁護士が、CLのインテル勝点3を剥奪せよ、とUEFAに訴えを出した。インテルは予選グループGの通過をすでに決めている。現在同組2位のフェネルバフチェ(トルコ)と3位PSVとの差は勝点1しかない。
カスカ弁護士の訴状によると、11月27日にミラノで行われた第5節フェネルバフチェ戦で、インテルが着用した2ndユニフォームが宗教的な観点からトルコのイスラム教徒の心情を著しく害した、というのが勝点3剥奪を求める理由らしい。白地に赤い十字のデザインが、中世のテンプル騎士団を思い起こさせたのだという。
しかし、これはスジが通らない。というのも、イスタンブールで行われた第1節において、インテルはアウェイにも関わらずその宗教的背景に配慮して、青黒のホーム用ユニフォームでわざわざプレーしたのだ。ルールではホームでチームの1stユニフォームを着用することになっているが、インテルは事前にフェネルバフチェ側にもUEFA側にも了解をとりつけていた。
カスカ弁護士の訴えが聞き入れられることはないだろうが、熱狂的なフェネルバフチェ・ファンとしてはグループ通過できるかどうかの瀬戸際に藁にもすがりつきたかったのだ。
それにしても、11〜14世紀の話を持ち出すとは。CLとは、壮大な歴史が連綿といきづくヨーロッパの風土に息づくコンペティションなのだと再認識させられる。
カスカ弁護士の訴状によると、11月27日にミラノで行われた第5節フェネルバフチェ戦で、インテルが着用した2ndユニフォームが宗教的な観点からトルコのイスラム教徒の心情を著しく害した、というのが勝点3剥奪を求める理由らしい。白地に赤い十字のデザインが、中世のテンプル騎士団を思い起こさせたのだという。
カスカ弁護士の訴えが聞き入れられることはないだろうが、熱狂的なフェネルバフチェ・ファンとしてはグループ通過できるかどうかの瀬戸際に藁にもすがりつきたかったのだ。
それにしても、11〜14世紀の話を持ち出すとは。CLとは、壮大な歴史が連綿といきづくヨーロッパの風土に息づくコンペティションなのだと再認識させられる。