リボルノとの開幕戦でハットトリック。セリエA復帰戦としてこれ以上ないスタートを切ったFWトレセゲ(ユベントス)。トレセゲは、現役プレイヤーとしての連続試合ゴールのレコード・ホルダーでもある。2005−06年シーズンの第9節から第17節にかけて11ゴールを記録した「9試合連続得点」がそれにあたる。

 セリエAの長い歴史を見てもトレセゲを上回るのは2人しかいない。1試合多い「10試合連続」を記録したのは、1962−63年のパスクッティ(ボローニャ)。そして歴代最高記録は、あのアルゼンチン人ストライカーが持っている。1994−95年シーズンのガブリエル・バティストゥータ(フィオレンティーナ)は「11試合連続ゴール」と大爆発した。

 今季第1節でゴールを決めたのは、トレセゲ含め合計27人(自殺点含まず)。果たして、偉大な“バティ”の記録を破る猛者はこの中から出てくるだろうか。