Blue Frog Roboticsのコミュニケーションロボット「Buddy」、大幅な出荷遅れをCEOが謝罪。
2019年5月24日、Blue Frog RoboticsがBuddy予約者に最新情報を伝えた。
開発を進めてきた5年間、完璧なBuddyを作るには予想以上の時間とお金を必要としたという。最先端のエレクトロニクス、スケーラブルなソフトウェアアーキテクチャー、人工知能を使った高度な設計に注力していたことで、Buddyの開発は時間がかかり、そしてこの遅れに対する準備が会社としてできていなかったという。
2018年にロボスタに遊びに来たBlue Frog RoboticsのCEO、Rodolphe Hasselvander氏(左)とCTO、Jean-Michel Mourier氏(右)
CEO自ら以下の謝罪を行っている。
支援者・予約者のサポートなしではBuddyを構築することはできないため信頼回復を目指すべく、現状の状況が改めて報告された。現在Buddyの開発は最終段階にあり、次のステップとして以下を計画しているという。
まずは6月のコミュニティサイトのローンチを待ちたい。そして製品版Buddyを抱ける日を楽しみにしたい。
(中橋 義博)
開発を進めてきた5年間、完璧なBuddyを作るには予想以上の時間とお金を必要としたという。最先端のエレクトロニクス、スケーラブルなソフトウェアアーキテクチャー、人工知能を使った高度な設計に注力していたことで、Buddyの開発は時間がかかり、そしてこの遅れに対する準備が会社としてできていなかったという。
2018年にロボスタに遊びに来たBlue Frog RoboticsのCEO、Rodolphe Hasselvander氏(左)とCTO、Jean-Michel Mourier氏(右)
CEO自ら以下の謝罪を行っている。
Blue Frog RoboticsのCEO、Rodolphe Hasselvander氏:
皆様にはBuddyを家に迎えるために長い間待っていただきました。注文したBuddyがまだ出荷されないことがどんなに苛立たしいことか理解しています。おまたせして大変申し訳ございません。私はCEOとして、支援者・予約者、コミュニティー全体に失望を与えたことを謝罪します。この遅れによるフラストレーションの責任は私にありますし、物事を正しくしたいと思っています。
支援者・予約者のサポートなしではBuddyを構築することはできないため信頼回復を目指すべく、現状の状況が改めて報告された。現在Buddyの開発は最終段階にあり、次のステップとして以下を計画しているという。
・2019年6月にコミュニティ専用のWEBサイト「mybuddyworld.com」をローンチする。:
・ユーザーに情報を提供する。
・コミュニティメンバーとBlue Frog Roboticsのチームが直接やりとりできるようにする。
・以下の作業を行うべく2019年6月末までにエクイティ・クラウドファンディングを行う。:
・製品版の完成と製造開始
・2020年4月からBuddyのデリバリー開始
・ヨーロッパおよびアメリカ市場へのBuddyの市場投入
・BuddyのファンがBuddyの未来に投資できる機会の提供
・支援者と事前予約注文者向け対応。:
・優先配送と有料アプリの無料アクセス権を付与する。
まずは6月のコミュニティサイトのローンチを待ちたい。そして製品版Buddyを抱ける日を楽しみにしたい。
僕はこう思った:
しばらく新しい発表がなかったので心配でしたが、Buddyの開発は最終段階ということである意味ほっとしました。
Jibo、Kuri、Ankiのようなことになりませんように。
外部リンク:
Blue Frog Robotics
(中橋 義博)