鈴木はフル出場したが、ゴールは挙げられなかった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ11節]松本0−0札幌/5月12日(日)/サンアル
 
 J1リーグ11節の松本山雅FC対北海道コンサドーレ札幌が12日、サンプロアルウィンで行なわれ、0−0の引き分けに終わった。
 
 リーグ5連勝を狙う札幌だったが、前半はパスミスを頻発してなかなかリズムを掴めない。仕切り直しの後半も松本の守備を崩しきれないまま終了の笛を聞いた。
 
 一方の松本は後半に攻撃のテンポを上げ、前田大然や永井龍が決定機を迎えたが、シュートの精度を欠いてゴールならず。連敗を2で止めたものの、リーグ4試合連続で無得点と得点力不足の解消はならなかった。

 松本の反町康治監督は、「これが我々の今の実力」と決定力不足を認めた一方、「(前々節の)FC東京戦、(前節の)C大阪戦と攻守に渡って不甲斐ない戦いをしてしまっていたので、特にもう一度守備のところは整理しなければいけないということで、短い時間でやってきた。そこはそれなりの成果が出た。そういう試合だっただけに勝ちたかった」と悔しさを滲ませた。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部