前半16分、ヤンシュと犬飼が空中戦の競り合った際、犬飼にひじが当たってしまい、イエローカードが出される。この試合での天津権健への警告は計5枚、鹿島には4枚だった。 (C) Getty Images

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 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は9月18日、鹿島アントラーズ対天津権健(中国)の準々決勝第2戦がマカオの澳門奧林匹克体育中心運動場(エスタディオ・ド・マカオ)で行なわれ、鹿島が3対0で勝利し2戦合計5対0として、準決勝に駒を進めた。

 鹿島が念願のベスト4に進んだことにファンは喜んでいるが、一方で、後半になるにつれて荒くなる天津権健のプレーには非難が集中している。

 85分、鹿島の土居聖真の膝に天津権健ワンジエのスパイクがめり込んだプレーは、警告のみで済まされた。土居は立ち上がるも、試合終了まで、何度も膝の痛みに立ち止まり、まともにプレーすることができなかった。

 また、後半アディショナルタイムには安部裕葵が激しい接触で倒され、しばらく立ち上がれなくなった。

 こうした天津権健のプレーに、鹿島サポーター、そして試合を見ていたサッカーファンから非難の声が上がっている。

「本当に最低のプレーでした!ラフプレーにはしっかりレッド出して欲しい」
「天津ラフプレー多すぎ。土居選手、安部選手大丈夫かな?」
「そして、中国のチームはマジで汚い。ラフプレーが多すぎる。見てて嫌な気分になるよね」
「相手の天津のラフプレーは大問題 レオ・シルバのイエロー取り消しも含めてAFC(アジア・サッカー連盟)に抗議していいレベル」
「こんなラフプレー続けるなら試合終了してよいますぐ」
「勝ったのはいいけどラフプレーあるから、アジアの試合は嫌なんだよ。カンフーサッカーあからさまじゃねーか」
「なんなんだ、こいつら。 これでもイエロー。 なんでもアリだな」

 レオ・シルバへの不可解な警告など、審判の公平性に疑問を呈する声もあった。土居や安部の怪我について、鹿島からの公式発表はまだない。