エアコンが効いた部屋などにいると、せきが止まらないという症状を訴える人が増えている。NHKニュースが報じた。

東京・豊島区の呼吸器科があるクリニックでも、7月からエアコンの効いた部屋に入ったり電車に乗ったりしたときに、せきこんでしまうという症状を訴える患者が増えているという。

クリニックの医師によると、かぜとは異なり、2週間以上せきがとまらなくなる、いわゆる「エアコンせき」という症状だという。エアコンの冷たい空気が気道を刺激してせきが出やすくなるほか、エアコン内部のカビやほこりが引き金になる。処置をしないでいると、激しいせきで眠れなくなったり、ろっ骨を折ったりするほか、悪化させれば気管支ぜんそくになる可能性もある。早めに医療機関で受診するよう呼びかけている。

“エアコンでせきが止まらない” 猛暑で症状訴える人増える(NHKニュース)