安室奈美恵

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 9月16日に引退を表明している歌手の安室奈美恵のラストツアーの様子を収録したライブDVDとブルーレイ作品『namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜』の予約が、すでに100万枚を突破したことがわかった。数字は伸び続け、ダブルミリオンもうかがう勢いだ。

 安室といえば、オールタイム・ベスト『Finally』が200万枚を超える大ベストセラーとなっている。90年代にも多くのヒット曲を飛ばしていたが、CDの売上ばかりではない偉業も達成している。

 「安室奈美恵は1996年に野外ライブ『SUMMER PRESENTS '96 AMURO NAMIE with SUPER MONKEY'S』を千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリンスタジアム)で行います。18歳でのスタジアム公演は当時最年少記録でした。さらに、その年のレコード大賞を『Don't wanna cry』で受賞しますが、こちらも19歳で当時最年少記録となります」(芸能ライター)

 当時は彼女の格好を真似る「アムラー」がブームとなっていた。この時、多くの女性たちが憧れる彼女はまだ10代であったのだ。さらに、彼女の勢いはとどまることを知らなかった。

 「翌1997年には『CAN YOU CELEBRATE?』においてレコード大賞を2年連続で受賞します。そして、大みそかの『NHK紅白歌合戦』も同曲において、紅組のトリを務めました。この前に彼女はTRFのSAMとの結婚を発表、妊娠も公表していました。その後1年間の産休を経て、翌1998年の紅白でカムバック。再び『CAN YOU CELEBRATE?』を歌い上げ、この時、瞬間最高視聴率は驚異の64.8%を記録しました」(前出・同)

 安室奈美恵はまさに時代とともにあり、伝説を次々と作り上げていったといえるだろう。