【開催日時】2018年6月17日24時0分〜(日本時間)

【通算対戦成績】W杯:3勝1敗、コンフェデ杯:2勝、親善試合:1勝4分1敗(ドイツ)

【スタジアム】ルジニキ・スタジアム(モスクワ:最大収容人数8万1000人)

【主審】アリレザ・ファガニー(kicker採点2)

【マン・オブ・ザ・マッチ】イルビング・ロサノ(メキシコ代表)

【試合経過】
0-1:ロサノ(35分、チチャリート)

アルバレス(kicker採点3.5)←ベラ(58分:メキシコ)
ロイス(kicker採点3)←ケディラ(60分:ドイツ)
ラウル・ヒメネス←ロサノ(66分:メキシコ)
マルケス←グアルダード(74分:メキシコ)
ゴメス←プラッテンハルト(79分:ドイツ)
ブラント←ヴェルナー(86分:ドイツ)



フメルス「僕とボアテングの二人になる場面が何度もあった」
【試合後コメント】
ヨアヒム・レーヴ(監督:ドイツ代表)「前半は決していいものではなかった、あまりに多くのカウンターを許してしまっていたよ。後半についてはみての通り、我々はオフェンシブなプレーを展開しようとしたのだが、本来の我々らしからぬ、コンビネーションでの確実性欠けてしまっていた。トニ・クロースがメキシコに塞がれ、どこにいってもカバーされていた。そのため背後から前線へとなかなかうまく広げられずにいたよ。」

トニ・クロース(MF:ドイツ代表)「前半では全く打開策を見いだせていなかったように思う。メキシコ代表はクレバーに塞いでいたよ。その点に関してはメキシコに疲れが出たこともあって、後半では改善されていたね。少なくとも得点を収められるだけのチャンスは作り出せていたのだけれど。僕たちはあまりにも多く、前線でボールを失ってしまい、そしてカウンターを許してしまっていた。これでプレッシャーがかかることとなったよ。それは言うまでもないことさ。これから2試合で勝ち点6を取りに行かなくてはならない。」

マッツ・フメルス(CB:ドイツ代表)「今日の試合はとても簡単だ、サウジ戦の時のようにプレーしてしまっていたよ。ただ今回は相手がもっと上だったということだ。ロストやケアレスミスについて気をつけていこうと話していたんだけど、それを今日の試合でもまた実践できていなかったね。メキシコ代表は勝利にふさわしかった。それは僕たちがやってはいけないようなことを、あまりにも軽率にプレーしていたからだ。(攻守のバランスについて)7・8人が攻撃的となれば、当然ディフェンスよりオフェンスへ比重が傾くことになるもの。これはよく話していたことだったのだが、しっかりと伝わっていなかったのかな。僕とボアテングが二人だけいる場面の多さだけでもわかるはずだ。今日はとことんカウンターをやられてしまっていたよ。僕たちはこれからあと2試合で勝利をおさめていかなくてはならない。そうじゃなくては、このワールドカップは終わってしまう。本来はサウジ戦が警鐘とならなくてはならなかったんだ。なぜ今日のようなプレーをみせてしまったのか、僕にはわからない。とても警戒して僕たちはこの試合に臨んでいたというのに。」

オリヴァー・ビアホフ(マネージャー:ドイツ代表)「あまりにもものたりないものだった。確かに試合を支配してはいたが、しかし主導権を握っていたということではなかったよ。メキシコは我々が思っていたものとは異なる戦術で臨んできた。なかなか打開策を見いだせない時間帯もあったし、開幕戦でこのような物足りない結果となってしまったことに苛立ちを覚える。ただ決してそこまで悪い感覚を覚えているのではない。確かに苦しい道のりとなったが、しかしこれからも我々は戦い続けていかなくてはならないんだ。」