パトリック・チャン【写真:Getty Images】

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世界選手権3連覇パトリック・チャンが現役引退、「新たな挑戦をする時がきた」

 フィギュアスケートの世界選手権を3度制したパトリック・チャン(カナダ)が現役引退することが16日、分かった。カナダスケート連盟が発表した。チャンは事前に「15日(現地時間)にキャリアに関する重大な発表を行う」と示唆していた。

 27歳のチャンは2011年から世界選手権を3連覇し、14年ソチ五輪では羽生結弦(ANA)に次ぐ銀メダルを獲得。今年の平昌五輪では団体戦で金メダル獲得に貢献していた。

 長く第一線で活躍し、世界的にファンの多いチャン。平昌五輪男子シングルでは9位に終わっており、その去就が注目されていた。

 引退を報じているカナダのテレビ局「CBC」によると、チャンは「夢を叶えました。競技スケートにおける野心も。新たな挑戦をする時が来たんです」とコメントしている。(THE ANSWER編集部)