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 ランドセルメーカーとしても知られるクラレは、新小学1年生を対象に2018年版「将来就きたい職業」と、その親による「就かせたい職業」を発表した。今回は男女ともに「医師」の比率が過去最高となったが、以前から話題となっていた「ユーチューバー」が今年は男の子の15位となり、初めて20位以内へとランクインを果たしている。

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■2018年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」

 ランドセル素材の人工皮革“クラリーノ”で知られる株式会社クラレは、この春新小学1年生となる子供4,000名(男女各2,000名)とその親(4,000名)を対象にしたアンケートを実施した。調査方法は“クラリーノ製ランドセル”を購入者を対象に、はがき及びインターネットで行った。

 それによると、将来の夢1位は男の子が「スポーツ選手」、女の子は「ケーキ屋・パン屋」と、昔から子供にとっては変らぬ人気職業が上位を占めている。その一方で男女ともに「医師」の比率が過去最高となり、男の子は去年に引き続き「ユーチューバー」への関心が高まっているようだ。

【男の子の就きたい職業】 1位は「スポーツ選手」、2位「警官」、3位「消防・レスキュー隊」と続く。20年連続で1位の「スポーツ選手」だが、その中でもトップは前年に引き続きサッカー選手、2位は去年より7%も増した野球選手となった。

 「研究者」「医師」ともに比率は過去最高となり、去年ランキング入りした「ユーチューバー」が今年は15位と躍進。長年男の子の上位にランクインしている「TV・アニメキャラクター」は今回も5位となっている。

【女の子の就きたい職業】 1位は「ケーキ・パン屋」、2位「芸能人・歌手・モデル」、3位「看護師」と続く。1位の内訳は「ケーキ屋」「パティシエ」が8割以上を占めており、スイーツ作りに憧れている女の子が多いようだ。

 「医師」が毎年少しづつ順位を上げ今年は5位へとランクイン。女子の場合は「看護師」「医療系」のような医療系や、「美容師」「デザイナー」といったおしゃれ系に注目が集まっているようだ。また男の子と反対に前回13位だった「スポーツ選手」は16位と後退し、「TV・アニメキャラクター」は10位にとどまっている。

 どうやら男の子に比べ女の子の方が、将来の職業に対して現実的ではあるようだ。

■一方、親が「就かせたい職業」とは?

 子供たちの将来の夢に関しては前述した通りだが、一方の親たちは自分の子供をどんな職業に就かせたいのだろうか?クラレではこちらのアンケート結果も発表している。

【男の子の親が就かせたい職業】 1位は「公務員」、2位「医師」、3位「スポーツ選手」と続く。長らく3位だった「医師」が今回は2位へと浮上した。「スポーツ選手」の比率が過去最低となる反面、「公務員」の比率が増加。また20年前からトップ10に入っていた「パイロット」が去年は姿を消すも、昨今のパイロット不足を受けては今年は9位へと返り咲いている。

【女の子の親が就かせたい職業】 1位は「看護師」、2位「公務員」、3位「薬剤師」と続く。「薬剤師」など医療系への関心が高まる一方、最近「妊娠順番ルール」などが問題提起された「保育士」は20年前に比べると比率が半減。また20年前には7位と人気だった「キャビンアテンダント」や、去年まで10位だった「芸能人、歌手、モデル」はトップ10から姿を消している。

 どうやら「子供の“夢“=就きたい職業」と「親の“願い”=就かせたい職業」とでは大きな“ひらき”がありそうだ。