飛行機が時代と作られた目的を問わずに行き着く場所「飛行機の墓場」ことアメリカのモハーヴェ空港のフォトリポート
アメリカのモハーヴェ空港には「飛行機の墓場」と呼ばれている区画「Mojave Boneyard(モハーヴェ廃材置き場)」があります。この区画には、役目を終えた飛行機の残骸が数千機眠っていおり、それぞれの飛行機が作成された時代や目的にかかわらず保管されています。
Where Planes Go To Die: A One Way Trip To The Mojave Boneyard | Scouting LA
http://www.scoutingla.com/where-planes-go-to-die-a-one-way-trip-to-the-mojave-boneyard/
「すべての飛行機のノーズが西に向かって揃った飛行機の艦隊」
「砂漠の夕暮れにフライトの準備が整いました」
「しかし、飛行機の間を歩き回ると、違和感を持つのに時間はかかりません……」
「この飛行場は何かが間違っています」
「巨大な飛行体が完全に半分に裂かれています……」
「地面に沈んでいるのもがあります」
「全てを明らかにすると、ここは飛行場ではありません。墓地にいます」
「Mojave Boneyard(モハーヴェ廃材置き場)は、文字通り何千もの飛行機たちの最終的な休息場所であり、最終的にスクラップに分解されて販売されています。撮影場所としても利用可能で、長年にわたって映画やテレビ番組に何度も使用されていたことがあります」
モハーヴェ廃材置き場は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のモハーヴェ砂漠にあるモハーヴェ空港の一区画に位置しています。この場所はAVTEL社が航空機の保管場所として使用しており、通称「飛行機の墓場」と呼ばれています。
Carrさんがモハーヴェ廃材置き場の様子をコメントしていきます。「巨大なジェット機が、木を単純に積み重ねたもの上に置かれています」
「廃材置き場を歩くことは、飛行機の歴史をバラバラにしたツアーを撮るようなものです。 ダグラス社の飛行機C-133カーゴマスターが2機おかれており、かなりの前の時代の飛行機に遭遇することができました」。なお、C-133は1950年代後半に造られた貨物飛行機です。
「わずか向こうの列を歩くと、1980年代に突然タイムワープします」
「ガルフストリームIII。1979年から1986年まで建設された202機の1機です」
「近くには、錆びた戦闘機があり……」
「そして、ちょっと離れると、マクドネル・ダグラスの旅客機DC-10の巨大な塊……」
「その垂直尾翼基部エンジンの残骸」
「中国の貨物機から……」
「ジャンボ機のボーイング747-400が大量にあります」
「多くの死んだ航空機に囲まれていると、予想外の不気味さがあります...」
「乗ってみると、もっと奇妙なものがあります」
「ボーイング747のアクセスハッチから機内に入り…」
「そして床の開口部を抜けると……」
「さびれたビジネスクラスが現れました」
「革の席が空いて、ビデオスクリーンが暗く消えています。もしこれらのスクリーンうちの1つが突然オンになっていたら、私は即座に心臓発作で死亡していたでしょう」
「後ろに移動するとエコノミークラスです」
「上の階に行くと……」
「大きなくて贅沢なファーストクラスの区画」Carrさんによると、閉所恐怖症の人はこれ以上先に進まない方が良いとのこと。
「最後に、コックピットを通り……」
「機内食の準備を行うギャレーの残骸」
「外に戻って、私は半分にきれいにスライスされた飛行機の身体を見つめ続け、巨大なベーグルカッターのような装置を思い描きました」
「私はここで、思いがけないタイミングで貴重な解剖レッスンをしてくれる、断面図を発見するのが大好きでした」
「実際に、飛行機を組み立て工程が書かれた初心者読本によく似ていました」
「エンジンに遭遇」
「私は、世紀末後を感じるような、この廃材置き場区画が大好きです」
「私は、この映画「マッド・マックス」のような廃材は、映画『ウォーターワールド』と『バーニング・オーシャン』の腐食したスケールモデルの残りと気づきました」
Carrさんは最後に「飛行機それぞれにサイズ、形状、目的、飛行歴、クライアントなどの違いが無限であるにもかかわらず、モハーヴェのすべての飛行機は、最終目的地という共通点を共にしています。多くの飛行機が最後に、この場所に行き着くのです。モハーヴェ廃材置き場は映画撮影に利用可能です。映画撮影の使用に興味があれば私にメールを送ってください。残念ながら、現時点では観光ツアーは行われておらず、施設は厳重で、立ち入り禁止です」とコメントしています。