調子が上がらないアーセナルMFエジル…インテルが今冬の獲得を画策

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 インテルが、アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルの獲得を画策していることが分かった。イギリス紙『デイリーミラー』が2日に報じた。

 エジルは、アーセナルとの契約が2018年6月30日までとなっており、現在は契約延長について交渉が行われている。しかし、エジルの要求とクラブの条件に大きな隔たりがあり、新契約の交渉は難航。契約満了による退団の可能性も浮上している。アーセナルは移籍金ゼロでの退団を避けるために、冬の移籍市場で手放すこともあるものと見られており、インテルが名乗りを挙げることが予想されているようだ。

 インテルは今季チーム内でトップ下のポジションに様々なオプションを試しているが、ルチアーノ・スパッレッティ監督が納得のできるような解決策を見出すことはできていない。そのため、トップ下の獲得が今冬の移籍市場での課題となっており、アーセナルを退団する可能性が持ち上がっているエジルの獲得に動くと報じられている。

 エジルは現在膝に問題を抱えており、1日のプレミアリーグ第7節ブライトン戦を回避。以前はアーセナルの絶対的な司令塔であった同選手だが、ここ最近のパフォーマンスの評価は落ちているようだ。チームはエジルを欠いた中で白星を重ねており、同選手の定位置に暗雲が立ち込めている。