2日、世界文化遺産に登録されている長崎・端島(軍艦島)をPRするためこのほど誕生したゆるキャラ「軍艦島のガンショーくん」に、韓国から冷たい視線が注がれている。写真は軍艦島。

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2017年8月2日、世界文化遺産に登録されている長崎・端島(軍艦島)をPRするためこのほど誕生したゆるキャラ「軍艦島のガンショーくん」に、韓国から冷たい視線が注がれている。韓国・中央日報は、朝鮮半島出身者がかつて徴用され炭鉱で過酷な労働を強いられた「悲劇の地」である軍艦島を、日本が「おちゃめなマスコット」で観光地として売り出そうとしていると批判的に報じた。

ガンショーくんは、人が住めるように岩礁に土地を造成した軍艦島そのものがモチーフ。土台となる茶色の「岩礁」部分に顔があり、頭上には、島に建てられたコンクリート製の建物群が帽子のように載っている。「子どもや女性にも軍艦島に親しみを持ってもらいたい」と作られたキャラクターだけに、その表情は愛らしく親しみやすい印象だ。

しかしこれを紹介した中央日報は、島が「日本統治時代、数多くの朝鮮人・中国人労働者が強制徴用され、劣悪な環境で働き命を落とした悲劇の地」であることから、「島を観光地として活用するのみならず、キャラクターまで作って大々的な宣伝に乗り出したことに対しては、強制徴用の被害国である韓国・中国を中心に批判が強まるだろう」との懸念を伝えた。

こうした報道を受けて、韓国のネットユーザーの反応も冷ややかだ。「そこまでやる?」「むごい」「ご立派なもんだ。悪口も出ないよ」「恥ずかしいという感情がないの?」と日本を批判する声のほか、「韓国をどれだけなめてるんだ?こっちが映画を作ってもこんなことをするなんて」「映画のヒットに対抗してマスコットを作ったのかな?」と、最近韓国で公開された映画「軍艦島」に言及するコメントが寄せられている。

また、「日本人のこんな行動を目にしながらも、何事もないように暮らしている韓国人が実に情けない」「世界遺産への登録も朴槿恵(パク・クネ)前政権が黙認したせいだ」と、韓国人や政府に怒りの矛先を向けるコメントもあった。(編集/吉金)