日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・ひばりヶ丘にある「ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店」の小ラーメン。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が「直系のラーメン二郎の中では最上位クラス」と讃える、「ひばり二郎」のお味とは?

【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店

ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店@ひばりヶ丘にて「小ラーメン」。

2度目の訪問。

前回足を運んでから随分間が空いてしまったが、数ヶ月前から、禁断症状がムクムクと頭をもたげ、何とか機会を見付けて伺いたいと考えていたところ。

本日、絶好の機会が到来したので、勇躍、足を運んだ次第である。

訪問時、店内は満席。加えて、店外にも15名以上の行列が発生中。夜の部が始まって間もないタイミングを狙ったにも関わらず、この盛況。

並ばずに戴くためには、オープンする少なくとも30分前には現地入りしておいた方が良さそうだ。

ただ、待ち時間は列の長さの割には、かなり短い。

夜営業の営業開始早々に集まるような方々は、歴戦の「ジロリアン(二郎愛好家)」である確率が高い。

なので皆さん、とにかく二郎を食べることに慣れている。

あっと言う間に列が縮み、待ち時間30分足らずで着席することができた。

連食する予定だったこともあり、オーダーは「小ラーメン」。加えて、私の定番カスタマイズである「ニンニクアブラ」をトッピング。

まずは一言。

流石だ!「ひばり二郎」の完成度は極めて高い。このタイプのがっつり系ラーメンの中では間違いなくトップクラスに位置する1杯だと、改めて実感。

ボリュームこそ、直系のラーメン二郎の平均か、それよりやや少ない程度。

が、カエシと豚のコクとが高次元でバランスするスープ、ほど良く硬めに茹で上げられた超極太麺、ホロホロと舌の上でトロける豚。すべての仕上がりが完璧で、水を飲む猶予すら与えない。

直系二郎は、店舗によって味が異なる点が大きな魅力のひとつ。

作り手の個性を丼に反映することができるため、食べ手によって「自分は〇〇の二郎が好き」といった好みがあるのが通常だが、私はこの「ひばり二郎」がかなり好み。

客観的に比較しても、直系二郎の中で最上位クラスに属する店舗でないかと思う。

食べ終わった後、かえって胃袋が活性化し空腹感が増幅するほど、非の打ち所のない1杯。

近い内に、また足を運びたいものだ。

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DATA

ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店

営業時間 (月〜金)11:30〜14:30 17:45〜21:15 (土)10:30〜16:30

住所 東京都西東京市谷戸町3-27-24 ひばりがおかプラザ 1F

定休日 日曜・祝日(不定休)

 

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

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1972年11月生まれ。高校在学中に初めてラーメン専門店を訪れ、ラーメンに魅せられる。その後、順調にラーメンの世界にハマり、大学在学中の1995年より、本格的な食べ歩きを始動。今では「ラーメンの魅力の探究」をライフワークとし、年間700杯を超えるラーメンをコンスタントに実食しながら、ラーメン情報を各種媒体に精力的に発信している。これまでに食べたラーメンの総杯数は12,000杯に及ぶ。日々の食べ歩きの様子は、Facebook、Twitterを御参照ください。

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出典元:まぐまぐニュース!