チョ・インソンは「チョン・ウソン兄さんと共演したこと自体が光栄だった。今日、俳優たちがそれぞれ違うカラーを持っていることを感じ、それを監督がきちんと盛り込んでくれたようで感謝する。個人的に僕の年頃の俳優たちはウソン兄さんを見ながら俳優の夢を育ててきたため、そんなことを思いながら映画を観た」と感想を伝えた。

権力の設計者ハン・ガンシク役のチョン・ウソンは「個人的に俳優として成長していくインソンを遠くから見守っていたが、『ザ・キング』を通じて出会うことになった。現場で一緒に作業しながら、本当にカッコいい俳優になっていることを確認して嬉しかった。10代から30代まで演技をするのはプレッシャーもあると思うが、インソンさんがカッコいいパク・テスを作り出したのではないかと思う」と明らかにした。

検察官役のペ・ソンウも「まず台本そのものが面白くて選択した。参加しながらも非常に嬉しくて楽しかった。当事者意識や希望をもらっていただけたらと思う」と伝えた。また、組織暴力団の第2人者役のリュ・ジュンヨルは「3人の先輩方は検察官だが、僕だけ組織暴力団だったのでプレッシャーが大きかった。僕は暴力団の一般的な姿ではなく、ある意味で暴力団らしくないように見えるように曖昧に表現した。どう見てくださるか分からない」と話して笑った。

旧正月の連休期間を目標に同時に公開する韓国映画「ザ・キング」と「共助」の対決が人々の関心を高めている。この日の午後5時を基準に「ザ・キング」は3万3118人の予約観客数を確保し、6万8967人の「君の名は。」と5万2371人の「モアナと伝説の海」に続き、3位となった。

1万4728人の予備観客数を確保した「共助」は、予約率で6位となっている。「ザ・キング」と比較すると、約2倍ほどあけられている。しかし、蓋を開けるといくらでも変わる可能性はある。