名代 富士そば好きにとって、その店舗でしか食べられない限定メニューは注目の的。この冬、吉祥寺サンロード店をはじめ一部店舗で『激辛赤いたぬき そば・うどん』が提供されています。激辛をウリにしたメニュー。そば屋ではけっこう珍しいのでは? その辛さ……激辛マニアなら要チェックですよ!

※辛さの感じ方には個人差があります。

富士そば『激辛赤いたぬき そば・うどん』420円

おすすめ度 ★★★★☆

『激辛赤いたぬき そば・うどん』は、取り扱いのある店舗で食券を購入して注文。通常メニューと同様に注文時にそばかうどんを選ぶことができ、今回はそばをチョイスしてみました。

しばらく待ち、カウンターで受け取ってきた『激辛赤いたぬき そば』がこちら。上に乗る具は揚げ玉(たぬき)、わかめ、ネギの3種類。商品名の通り、たぬきの赤さが目を引きなかなかのインパクトがあるビジュアルです。

そばは他のメニューと同じものを使用。まずはそばだけを食べてみると……一口目からガツンとした辛さ! 富士そばらしい甘辛いつゆの風味とともに、ビリビリと舌や口の中に刺激が広がります。上に乗った具に隠れたスープは、見た目は普通のそばのようですが容赦ない辛さで、写真のように特別多くつゆをひたさずに食べても十分に激辛です。

刺激が強すぎて辛いというよりも“痛い”と感じられるほどで、辛いモノが苦手な人なら食べ進むのが難しいレベル。富士そば公式Facebookページでの「体調不良や胃の弱い方はご遠慮下さいませ」との表記に偽りナシの取り扱い注意メニューといえるでしょう。

揚げ玉(たぬき)はサクサクとした食感でしばらく置いておくとふやけて柔らかくなっています。見た目は辛そうですが、つゆのインパクトが強すぎてこちらは特別辛さを感じずにそばと一緒に食べて食感の変化を楽しむことができます。

辛すぎるそばを食べる合間にわかめやネギで一休み……と思ってもこちらも激辛つゆにひたっているので気が抜けません。わかめやネギの食感は感じられますが、口の中のビリビリとした辛さを鎮めることはできません。

冷たい水を飲むと、口の中や舌、のどに残るビリビリとした刺激は収まりますが、それも一時的なもの。食べ終えた後もしばらくは口の中に激辛つゆの刺激が残ります。

富士そばのと新メニュー『激辛赤いたぬき』は、その名の通り間違いなくやりすぎな程の激辛で、なめてかかると完全にやられる要注意メニュー。辛いモノが好きならぜひチャレンジしてみてほしい一品です。

吉祥寺サンロード店での先行販売ののち、他の一部店舗でも販売が始まっているので富士そば店頭で見かけたら試してみてはいかがでしょう。本当に辛いので心してかかることをオススメします。『激辛赤いたぬき』を食べてみてイケそうだと思ったら、さらに辛さをプラスした2辛・3辛も選ぶことができるので、チャレンジしてみても良いかもしれません。

<参考リンク>
富士そば(Facebook)