誰しも、大切なものを保管している箱を持っているのではなかろうか。そんな、さまざまな箱(240点)を紹介した本『箱覧会』(スモールライト刊)が話題だ。著者で、いわば“箱鑑賞家”の小西七重さん(タイムマシンラボ)に、気になる箱について伺った。まずは小西さんが「開けた瞬間、たまて箱のように時間がタイムスリップした」という箱から。●青春時代が詰まった”お宝”いっぱいの箱「大勝庵玉電と郷土の歴史館」館長大