千葉大学は、かずさDNA研究所との共同研究により、免疫抑制作用を持つ液性因子「TGF-β」が、アレルギー性炎症の発症を抑える分子機構を解明したと発表した。成果は、千葉大大学院 医学研究院の中山俊憲教授、かずさDNA研究所の山下政克室長らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、英国時間7月1日付けで英科学誌「Nature Immunology」オンライン速報版に掲載された。花粉症や喘息、アトピー性皮膚炎などをはじめとす