リーマンショック以降、低迷を続けていたリート市場が「怒涛の急回復」を遂げている。2008年10月、ニューシティレジデンスが経営破綻して以降、東証リート指数は1000ポイント以下で低迷していたが、10年10月以降急上昇。1月18日現在の終値は1118ポイントまで上昇した。これは、08年10月のリーマンショック直前の水準である。言うまでもなく、そのきっかけは「日銀介入」だ。日銀は10年10月、景気対策として、500 億円を上限