私は、厚労大臣時代に、いわゆる「消えた年金」記録の処理に全力をあげ、9割は片付けたと思う。1億人の人口の国に、3億もの年金番号があるのがおかしい。私の妻などは、独身時代と結婚してからは別の年番号をもらっている。こんなおざなりの仕事を社会保険庁がやってきたから、私がその後始末に苦労したのである。また、税金逃れのために、架空の従業員をでっちあげた悪徳経営者もいる。だから、データのみの調査では永遠に解明で