普天間飛行場移設問題の結論を見出せぬまま、オバマ米大統領を日本に迎えることになった鳩山首相。せっかくの外交の見せ場も、日米同盟の先行きを危ぶむ声の前に、台無しとなった印象は否めない。だが、英国の高級紙「エコノミストロンドン」の前編集長で『日はまた昇る』の著者ビル・エモット氏は、日米関係の冷え込みは一時的なものにすぎないと見る。米国の政策立案者らと太いパイプを持つエモット氏は、アジア重視の鳩山外交は