インターネット時代を迎えて、ネーミングは立ち位置を大きく変えました。購買意向を持つ顧客が、“聞き覚えた”ネーミングを「検索」ワードとして入力し、商品を探すようになっているためです。顧客のインターネット利用を想定するとき、表記ゆれは大きな問題となります。たとえば、豚肉のブランドに「TOKYO X」というものがありますが、耳だけで聞いた場合、「東京エックス」なのか「トーキョーX」か「Tokyo X」か、わかりません