東洋製罐グループホールディングス(GHD)の主力事業である包装容器事業は上期(3月期)、国内での夏場の飲料容器の販売好調や原材料とエネルギーの価格上昇分の価格転嫁を実施したことで増収増益となった。包装容器事業の上期業績は、売上高が前年同期比2.6%増の3074億円、営業利益が110.8%増の145億円。これについて、11月11日、決算説明会に臨んだ副島正和取締役専務執行役員は「飲料缶(チューハイ・ビール向けの空缶