9月27日に行われた自民党総裁選で、石破茂が当選した。選挙戦の途中で小泉進次郎が失速したため、決選投票は、高市早苗と石破の間で戦われることになった。第一回投票では、高市がトップであったが、決選投票では、逆転して石破が勝った。なぜそうなったのか。勝因は「消去法」にすぎない1回目投票では、高市が181票(議員票72票、党員党友票109票)、石破が154票(議員票46票、党員党友票108票)であった。ところが、決選投票では