明治の書家、中林梧竹の作品を集めた企画展が、徳島市の県立文学書道館で開かれています。書家、中林梧竹は、その独創的な作風から「明治の三筆」に数えられ、「梧竹さん」の愛称で親しまれています。会場には、梧竹のユニークな書道作品18点や資料6点とともに梧竹の書論「梧竹堂書話」の一節が展示されています。こちらがその一節です。梧竹が筆書きした唯一、現存する下書きで、この文章からは流行りに乗らず、オリジナル