岸田文雄首相は2023年9月13日に内閣改造と自民党人事を行ったが、その顔ぶれを受けて、支持率は上がるのか、次期衆院選に向けた展望は開けるのか。最多の女性閣僚とともに、多様性というリベラル色も今回の内閣に起用される閣僚の顔ぶれは、留任6人、再入閣2人、初入閣11人となっている。女性の入閣は5人で、2001年の小泉内閣と2014年の安倍内閣と並んで、これまでで最も多い。まず、これは今回の改造の目玉である。留任は、重要閣