自民党安倍派の総会であいさつする「座長」の塩谷立元総務会長(写真:時事)自民党最大派閥・安倍派(清和政策研究会)が、8月31日に塩谷立(しおのやりゅう)元文部科学相(73=衆院比例東海)を座長とする新体制を発足させた。ただ、その陣容や発足までの経緯などを検証すると、「結束維持のためのその場しのぎの新体制づくり」(自民長老)に終わったというのが実態だ。同派は、離脱中の細田博之衆院議長や準会員を含めれば総