監督だってミスをする。甲子園出場をかけて敗れた試合後、選手たちに謝った、という話をしてくれたのは広陵(広島)の中井哲之監督だった。2021年夏の広島大会4回戦でのこと。5対6の1点ビハインドで迎えた延長10回裏。ノーアウト一、二塁で、1年生だった3番・真鍋慧に打席が回った。バントのサインを出したが、失敗。ヒッティングに切り替えたものの、センターライナーでワンアウト。次の内海優太(現明治大)もセン