打倒・大阪桐蔭を掲げチームをつくってきた仙台育英(宮城)と、大阪桐蔭を破り一躍大会の主役となった下関国際(山口)との間で行なわれた夏の甲子園決勝。多くの高校野球ファンや関係者が「ここにいるはず」と見ていた大阪桐蔭の影を感じながら、テレビで夏の甲子園最後の一戦を見た。王者が戦いの舞台から姿を消したのは、決勝戦4日前の8月18日だった。こまめに休養日が設定されるようになり、随分と時間が経ったように感じ