バブル絶頂期の1988年、遠くパリから海を越え「オリエント急行」がやって来ます。日本のJR線を走り大人気を博すと、JR東日本は翌年、3両の豪華車両「夢空間」を新造。これは国内の鉄道史でも最上位の豪華車両でした。きっかけはパリ発東京行き「オリエント急行」1988(昭和63)年は、日本の寝台列車にとって大きな年でした。というのも、3月に寝台特急「北斗星」が運行開始したからです。青函トンネルを通り、上野と札幌を直結す