こんなご時世だから、レストランに向かう意義を誰しもが再確認した。「それなりの料理」「おざなりな接客」「中途半端な価格」、そんな店には今まで以上に、行く理由がなくなっている。例え、ひとり5万円する鮨でも、素晴らしき食体験が叶い、その場にいることの優越感が得られ、最終的に、すべてに納得ができれば、それはそれでいい。とはいえ、そんな「弩級な店」は、非日常である。もっと普段の生活の中で、ライトに外食を楽し