5月3日の憲法記念日を前に、映画『誰がために憲法はある』(井上淳一監督)が4月27日から、ポレポレ東中野(東京)などで上映されている。紫綬褒章や旭日小綬章も受章した女優・渡辺美佐子さん(86)が33年もの間続けている「原爆朗読劇」に密着したドキュメンタリーだ。活動のきっかけは1980年にテレビ『小川宏ショー』に出演したことだったという。番組の企画で「会いたい人」として初恋の少年をあげたところ、その両親が登場。