全日本柔道連盟(東京都文京区・山下泰裕代会長、全柔連)が相次いで発覚した不祥事を受け、組織改善の一環として2013年に設置した内部通報制度「コンプライアンスホットライン」のあり方をめぐる裁判が4月19日、東京地裁で起こされた。全柔連を訴えたのは、福岡市の石阪正雄さんとその息子の勇樹さん。訴状などによると、勇樹さんは中学2年生だった2014年10月、福岡市内にある柔道場で指導者から「片羽絞め」という技をかけられ、