日弁連は今年度、12月までに、依頼者見舞金制度に基づき、2人の横領被害者に206万円の見舞金を支給した。12月26日に記者会見を開いて公表した。制度創設当初、毎年1億円を想定していたものの、支給額が膨らまない点について、日弁連幹部から「預り金規制の効果」「過払金案件の激減」などの見方が出た。支給を受けた2人の支給額内訳は200万円と6万円。いずれも同じ第二東京弁護士会所属の弁護士の加害行為を認定した。被害額30万円