ちゃんと、本当に、供養してくれます

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4月1日、今年も“ウソ”が氾濫するのでしょうか。これは、気を付けなければいけない……。びっくりどっきりさせるような情報、疑ってかからないとイケないのかもしれません。

しかし、この情報はガチ! 嘘偽りないです。国内最大級のスマホグッズ通販サイト「Hameeストラップヤ」を運営するHamee株式会社は、4月1日「ストラップの日」に合わせ「ストラップ・スマホケース供養」を実施するそうです。

……っていうか、それ以前に4月1日が「ストラップの日」だってのを知らなかったよ! 1991年4月1日、日本初のストラップ用穴が開けられた携帯電話「ムーバTZ-804」が発売されたことを記念して制定されたこのメモリアルデー、日本記念日協会が正式に認可しているらしいんです。

では、本題に入りましょうか。「ストラップ・スマホケース供養」とは、何ぞや? これは、機種の買い替えで不要になったり、壊れたり古びてしまったスマホケースやストラップなどのアクセサリーを供養してくれるイベントであります。
「誰かからお土産でもらったり、恋人同士でお揃いのものをつけたり、お守りとセットになっていたり、『もらう』『つける』は嬉しいものの、その分思い入れがあるため『捨てる』にはためらうのがストラップです。そこで“ストラップ専門店”である私たちがストラップをお客様方の良い思い出にしていただこうと、この企画をスタートいたしました」(同社・担当者)
実はこの供養イベントは2009年より始まっており、今年で7回目だそうです。

もちろん、供養はおざなりじゃない。ちゃんとやります。供養を希望する人からスマホアクセサリーや携帯ストラップを募り、2015年4月1日まで同社へ届けられたそれらを徳常院(神奈川県小田原市)に持って行く。そして、供養を行う。祈祷料は不要で、商品を送る際の送料のみが必要になるようです。

ここで野暮な質問一つ、いいですか? 今や、スマホ全盛の時代です。そんなこの2015年に、ストラップを使ってる人(送ってくる人)はまだいるんでしょうか……。
「最近は一度の供養で20〜30個ほどのストラップ・スマホケースが当社に届けられ、うち9割はストラップです。ストラップを使っている人、思い入れのある人は意外ですがまだまだ多いようです。今でもパーキング・サービスエリアやお土産屋さんには必ずストラップが売っているので、その辺りは納得しております」(担当者)

「思い出のストラップを捨てられなかったので、供養してもらえると嬉しい」など、喜びの声が多く寄せられているというこのイベント。中には、手紙やメッセージを添えての送付も少なくないとのこと。
そういや記者の自宅にも、使ってないストラップがあったっけ。冗談のようなイベントですが、本気でウチのも供養してもらおうかな!?
(寺西ジャジューカ)