パトラッシュ&ラスカルは、みんなの友達!

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誰しもが“変身願望”があると思いますが、どうせなら自分に無いものを持つキャラクターに変身したい。
私の無いものと言ったら、何だろう? ……それは“可愛らしさ”!

というわけで、このフェイスパックに注目しました。『歌舞伎フェイスパック』や『JOJOフェイスパック』、『KISSフェイスパック』でお馴染み「一心堂本舗」が3月11日より発売するのは、その名も『友達フェイスパック』!

いや、気になるのはその商品名です。果たして、誰の友達をフェイスパック化したのか? それを確認するために、まずは画像を見てみましょう。……あら、可愛い! ネロの友達のパトラッシュ(『フランダースの犬』)と、スターリング・ノースの友達のラスカル(『あらいぐまラスカル』)じゃないですか。

「『フランダースの犬』と『あらいぐまラスカル』が放送されていた『世界名作劇場』が今年で40周年となるということで、今回は日本アニメーション株式会社さんからお声がけいただいたという形です」(同社代表取締役・戸村さん)
ここで一つ、確認です。同社、以前より「Japanese Face」なるブランドを立ち上げており、今までのフェイスパックは全て同ブランド発のアイテムでした。ブランドコンセプトは「日本を代表する人・キャラクター・文化をモチーフにしたフェイスパックをシリーズ化したい」。
揚げ足を取るわけではないですが、『フランダースの犬』も『あらぐまラスカル』も海外発の作品ではなかったでしたっけ……?

戸村さん 『世界名作劇場』が始まった際、その目的は「海外の文化を取り入れ、子どもたちに世界へ飛び出してほしい」だったそうです。私も子どもの頃に両作品を観ていましたが、「そういう思いを持ってアニメーションを作っていたのか!」と感動しまして……。
――なるほど……。
戸村さん 正直、当初は私も「日本の文化か?」と思っていたことは事実です。しかし、「子どもたちの人間性を育てる」というその思いに共感いたしました。そして、これはもはや日本の文化ではないのかと。海外との文化交流という意味でも、「Japanese Face」のコンセプトと重なる部分は多いです。
――事実、『フランダースの犬』や『あらぐまラスカル』を観た戸村さんが、このフェイスパックシリーズを世界へ発信されているわけですしね!

ところで「Japanese Face」のアイテム群、最近はちょっと猛々しかったです。KISSといい、ジョジョといい、男の子の琴線に触れるデザインが続いていた気がする。打って変わって、今回のフェイスパックのターゲット層は女性になりますか?
「はい。ストーリーを知らずとも、ラスカルやパトラッシュを知っている若い女性は多いですしね」(戸村さん)
結果、このフェイスパックを見た女性たちから「可愛い!」という反響が多く上がっているという。
「こういう反応を聞いたのは、『動物フェイスパック』(2014年5月発売)以来です。久々ですね(笑)」(戸村さん)

そんな『友達フェイスパック』の価格は、各900円(税込/2枚入り)。東急ハンズ全店、羽田空港国際線、ならびに同社ウェブショップにて購入することができます。

最後に。このフェイスパック、ちょっとした“隠し球”があるらしいです。
「『フランダースの犬』と『あらぐまラスカル』、二つの作品を観た方ならば嬉しくなるような仕掛けがしてあります。『友達って大事だな』と思わせるような内容にしてあります」(戸村さん)

“友達”だけにプレゼント用としてピッタリかもしれないし、SNSに画像を送り合うのも良いかもしれません。
(寺西ジャジューカ)