オフシーズンにMLB球団のランキングなど戦力分析を精力的に行っている米メディア＜Sports On Earth＞が、2015年の球団ローテーションやブルペンの充実度など投手に関するランキングを紹介し、岩隈久志投手が所属するシアトル・マリナーズが両ランキングで3位という高順位を獲得している。

スティーブン・ストラスバーグと新加入のマックス・シャーザーという両エースを筆頭に、計6人の最強先発陣を擁する1位のナショナルズが際立つが、2位のドジャースに続いて「フェリックス・ヘルナンデスと岩隈久志という安定した強み」と強調した表現で3位に選出されたのがマリナーズ先発陣だ。

さらに、「リーグ屈指の安定感」と言及したうえでブルペンも3位とし、15年ぶりのプレーオフ進出への期待を込めた論調で紹介している。

なお、田中将大投手のニューヨーク・ヤンキースは先発陣に関してはトップ10外となっているが、中継ぎピッチャーに関してはリーグ30球団の中で2位と充実した戦力と分析されており、イチロー選手が今年から所属するマイアミ・マーリンズも同じく中継ぎ陣で8位にランク入りしている。