全米1番人気のスーパーボウルを子猫がプレイ！ キトゥンボウルが可愛すぎる
その人気たるや、ただのスポーツイベントというムードではなく、まるで国民的一大行事という感じ。スーパーボウルが開かれる一週間は「スーパーボウル・ウィーク」と呼ばれ、アメリカ全土はスーパーボウル一色に染まります。テレビの視聴率も軒並み40%を越えるそうですよ。あの広大なアメリカでそんなことが起こるなんて驚きですよね。
この猫好きにはたまらない番組では、子猫たちがコート上でアメフトを繰り広げています。ルールは本物のアメフトと同様に相手のエンドゾーンと呼ばれるゴールエリアにボールを運ぶだけ。ただし、防具は着けず、ペナルティなどの反則もないようです。
ただ、ご存じの通り猫たちは気まぐれ。激しい戦いが始まると思いきやそう簡単にはボールを運んでくれず……。途中おもちゃが投入されれば、そちらに熱中！ とにかくみんな好き勝手にコートを使ってます。でもこの、試合中なのにだらだらしている姿は、とにかくとっても可愛いんです。
また、奇跡的にボールを口で掴んでゴールエリアまで走り抜けるタッチダウン姿が見られた時は、大興奮間違いなしですよ。
さてこの『キトゥンボウル』は、11年目になる老舗番組である子犬によるスーパーボウル『パピーボウル』のアイデアを元に作られたもの。その『パピーボウル』は、本物のNFLアナウンサーが実況する中、子犬たちがミニチュアフィールドでボールを追いかけるといった内容です。この『パピーボウル』を見た猫好きの米ケーブルテレビ局ホールマーク・チャンネル担当者が、「なぜ犬があるのに猫がないのだ」と『キトゥンボウル』を立ち上げたのだとか。
そんな子猫によるスーパーボウルの『キトゥンボウル』、ただ可愛いだけではなくしっかりとした意図があって開催されているのです。実は、出演している猫達は全員里親を募集中の子猫たち。この番組に出演することで里親になってくれる飼い主を探しているのです。第一回目である2014年は、出演猫すべての里親が見つかったんだとか！
可愛いだけではなく動物愛護と里親制度の啓発に役立っているのがすごいですね。日本でも箱根駅伝だとかサッカーの裏で、ぜひやって欲しいです！
（今吉フハッ）
