闇夜に浮かび、そっと見守ってくれてます。

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目をつむってシャンプーをしている時、後ろから誰かに見られてる気がしませんか? 霊なのか、オバケなのか……。実体がないだけに、自分の中で妄想が増幅していき、それが恐怖へと変わっていく。いるならいるで、出てきてほしいんだけど!

出ました。しかも、かわいらしいオバケが。「yuruliku DESIGN(ユルリクデザイン)」が発売する、小っちゃな照明を見てください。商品名は、ズバリ『OBAKE LIGHT(オバケ・ライト)』。
「子どもの頃、暗い廊下が怖かった思い出から“怖くないオバケ”というイメージが生まれました。いつもの廊下を明るくしてくれる、友達のような存在になるとうれしいです」(担当者)

夜、ふと起きてトイレに行きたいとき。寝起きにいきなり光全開だと、刺激がキツい。まぶしいですよね。でも、真っ暗だと危ない。その状況でこそ、このオバケは活躍します。
理想は、胸元くらいの高さのコンセント差し込み口でしょうか。ここに直接取り付けてあげてください。そして、オバケのゴールデンタイムとも言うべき夜が来たとしましょうよ。ふと視線をやると、暗い廊下にそっと浮いてます。そして、私たちを優しく見守ってくれています。まさに、“友達のような存在”だ!

では、ここからは現実的な話をしましょうか。このオバケが被ってるマント(?)、実は素材が和紙(美濃和紙)なんです。
「あくまで紙製品なので、衝撃等の力が加わるとへこみますが、決められた使用方法(電球、取り付け方法など)による火災等の危険はありません」(担当者)
和紙照明を専門にしているメーカー「株式会社林工芸」が製造を担当しており、照明器具に必要な安全性や耐久性は十二分に考慮されているそうです。もちろんON/OFFのスイッチ操作も可能なので、電気を無駄に使う心配もありません。

そんな『OBAKE LIGHT』の、主な購入層は?
「ギフトとしてご購入される方が多いです。例えば、お子さんが夜に怖がるのでご購入される親御さんや、出産のお祝いとしてご購入される方などでしょうか。また『癒やされる』という理由で、一人暮らしの女性が一目ぼれでご購入される事もございます」(担当者)
「薄暗かった廊下が明るくなっただけでなく、オバケの姿に心が和んだ」、「家族(仲間)が増えたような気持ちになった」なんて声が寄せられているらしく、もはや完全に“オバケは友達”状態じゃないですか!

同社のアトリエショップとオンラインショップ、ならびにデザインショップや雑貨店などで購入することができる『OBAKE LIGHT』、価格は3,800円(税別)です。

「オバケが壁から出てきたようなイメージでデザインしました」(担当者)
これは、もしかして、はやりのルームシェア!? 大歓迎ですよ。
(寺西ジャジューカ)