ビリー・クリスタルがエミー賞授賞式で語った、ロビン・ウィリアムズさんとの野球の思い出
ビリー・クリスタルは、1989年に2人がシンシナティ・レッズとニューヨーク・メッツの試合でゲスト解説者になった際の秘話を語った。
「（かつてメッツの本拠地だった）シェイ・スタジアムの放送ブースには、ロビン、ウーピー、そして偉大な捕手だったティム・マッカーバーがいた。いかにもニューヨーク・メッツのための場所だったね。その時、ロビンは野球については何にも知らなかったと思うけど、『どこのチームが好き？』と聞いたら『サンフランシスコ！』と答えたんだ（笑）」
「そんな解説中に、こっちに向かってファールボールが飛んできた。我々は叫びながら屈んだり壁の方に避けたりしたんだけど、そのとき、ロビンが手を振りながら立ち上がって『アイ・ラブ・アメリカ！』って叫んだんだ」と、若き日のロビン・ウィリアムズさんのひょうきんな姿を回想した。
「彼の才気は驚くべきものです。エネルギーに満ち溢れ、ワクワクさせてくれた彼は、どこでも笑いを生み出すことができる人でした」とコメントし、故人を偲んだビリー・クリスタル。スピーチに出てきた“ボールが解説ブースに飛び込んできた”の映像は、YoutubeのMLB公式アカウントで公開されている。
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