「ゴマキはずっと地元に住んでいてこの街のアイドル。彼女を射止めた結婚相手は僕と同じ中学の先輩。相手の男は、地元のヒーローですよ。超うらやましい!」(近隣住民)

 7月22日、公式ブログで入籍を発表した歌手の後藤真希(28)。彼女が生まれ育った東京都江戸川区では、この話題でもちきりだった。2人を知る、地元の友人がこう振り返る。

「A君とつき合ったのは、真希ちゃんの弟(28)が強盗事件で逮捕されて活動を休止していたころ。その後、真希ちゃんは事務所の移籍が決まって活動を再開し、A君はまだ弟の件で心を痛めていた真希ちゃんを仕事場までワンボックスカーで送り迎えをするようになりました。彼は尽くす“マメ男”なんです」

 当時A氏は塗装業をしながら甲斐甲斐しく支えていたが、ゴマキの仕事が軌道に乗るにつれ、次第に収入や時間などで溝が生まれてきた。デート代もほとんどゴマキ持ちで、「やっぱり住む世界が違うよ」と周囲にこぼしていたという。そして半年ほどで破局を迎える。

 しかし、A氏は諦めなかった。’10年に母が自宅で転落死するなど身内のトラブルに見舞われ、’12年から芸能界を休業中だったゴマキ。塞ぎこんだ彼女を、A氏は励まし続けたという。そして’13年夏に急接近したのだった。

「クリスマスには、東京スカイツリーの最上階のお店でディナーを食べたみたいです。『ヨリを戻したんだ』と嬉しそうに言っていました」(別の知人)

休業中のゴマキは、“妻”として“夫”の帰りを待っていた。「お客さんが減ってきた夜の時間帯にひとりで、夕食の食材を買いに来ています」(地元のスーパー店員)。一方、A氏は愛する妻のために現在、都内の解体業の会社で汗を流している。

「毎朝7時前に集合して午後5時くらいに帰ってゆく。日曜日以外はほぼ毎日頑張ってるみたい。収入? 経験年数や資格、出勤する日数によるけど、月収が50万円いくには、重機を動かせたり、現場責任者にならないといけないから、25歳なら大体年収360万円くらいだろう」(近隣の現場関係者)

 前出の知人によると、「『早く仕事を終えて美味しいご飯を食べに帰りたい』とノロけてます」とのこと。

 入籍3日後に、A氏を直撃すると、「申し訳ありません。じつは取材に答えないように言われております」とにべもなかったが、「ご結婚おめでとうございます」との記者の言葉には、「ありがとうございます」とはっきりと丁寧に返事をくれた。

(週刊『FLASH』8月12日号)