スアレス弁護士が提訴表明「サッカー選手の権利を侵害」
ブラジル・ワールドカップで「噛みつき行為」を犯し、FIFA(国際サッカー連盟)から処分を下されたウルグアイ代表FWルイス・スアレスの弁護士が、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を明らかにした。11日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
スアレスは、6月24日に行われたW杯グループリーグ第3節で、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛みついたとして、FIFAから「代表戦9試合の出場停止、4カ月間のサッカーに関わる全ての活動禁止、10万スイスフラン(約1100万円)の罰金」の処分を科されていた。
これに対し、スアレスとウルグアイサッカー協会は、処分の軽減をFIFAに提訴したが、今月10日にFIFAが申し立ての棄却を表明。しかし、「CASに訴えることは可能」だと明らかにしていた。
スアレスの弁護士は、「この禁止事項では、スアレスはクラブでトレーニングすることも、どんな競技場に入ることさえもできない。これでは、サッカー選手として働く権利が侵害されているし、サッカー界にとっても良いことではない。我々は、このような厳格な制裁が取り消されることを願う。CASに提訴し、我々の権利を勝ち取る」と述べているという。
スアレスは、6月24日に行われたW杯グループリーグ第3節で、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛みついたとして、FIFAから「代表戦9試合の出場停止、4カ月間のサッカーに関わる全ての活動禁止、10万スイスフラン(約1100万円)の罰金」の処分を科されていた。
スアレスの弁護士は、「この禁止事項では、スアレスはクラブでトレーニングすることも、どんな競技場に入ることさえもできない。これでは、サッカー選手として働く権利が侵害されているし、サッカー界にとっても良いことではない。我々は、このような厳格な制裁が取り消されることを願う。CASに提訴し、我々の権利を勝ち取る」と述べているという。