ドイツ大会が頭をよぎる遠藤…「気持ちが切れるのが一番よくない」

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 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第1節が14日に行われ、グループCではコートジボワール代表と日本代表が対戦。MF本田圭佑の強烈なシュートで先制するも、後半に逆転を許し、1−2で敗れた。

 試合後、記者団の取材に応じたMF遠藤保仁は、以下のようにコメントしている。

 遠藤は、「先に点取れたんで、自分たちの方が気持ち的には有利だったとは思う」と話しつつ、「(本田)圭佑のゴールは非常にいいプレーでしたけど、それ以外は本当に自分たちが今までやってきた形があまり出せなかった。もう少し相手を押し込むような時間帯が増えれば、セカンドボールも拾えると思いますし、二次攻撃、三次攻撃も可能だったかなとは思う」と反省点を口にした。

 アメリカ・タンパでの合宿中に「流れがドイツ大会に似ている」と語っていた遠藤。ドイツ大会の初戦と同様、先制しながらも逆転負けを喫したことについて問われると、「しっかりと今日の結果は受け止めないといけないですけれど、気持ちが切れるのが一番よくないと思いますしね。反省するところは反省して、また明日からチーム一丸となって気持ちを切り替えながら前に進むことが大事ですし、次の結果次第では突破も見えてくる。内容もそうですけど、まずは結果を出して勢いに乗れるようにしたいと思います」と、チームを立て直し、ギリシャ戦で勝利を手にすることを誓った。