W杯組み分け決定にセルジオ越後氏「突破の可能性50%。コートジボワール戦が大一番」

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 2014年に開幕を控えたブラジル・ワールドカップの組み合わせ抽選会が6日、ブラジルのコスタ・ド・サウイペで行われ、日本はコロンビア、ギリシャ、コートジボワールと同居するグループCとなった。14日の初戦でコートジボワール、19日にギリシャ、24日にコロンビアとの対戦する。

 グループを勝ち上がると、決勝トーナメント1回戦でウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリアで構成されるグループDの勝ち上がりチームと対戦する。

 この組み合わせ決定を受け、解説者のセルジオ越後氏は次のように語った。

「コロンビアがいるので1位突破はなかなか難しいと思うが、2位突破は十分に見える。突破の可能性はフィフティ・フィフティといったところだろう。初戦のコートジボワール戦がすべてと言っても過言ではないね。ただし、次のラウンドでウルグアイ、イングランド、イタリアが同居しているグループDの勝ち上がりチームと戦うことを考えると、ベスト8を狙うのは厳しい。悲観的な組み合わせではないけど、そうそう喜んでもいられない。一番ラッキーだったのは、ベルギー、アルジェリア、ロシアと同組になった韓国じゃないか」

「グループリーグを戦う上で気をつけなければいけないのは、北部の暑さだ。初戦の会場であるレシフェ、2戦目のナタールはもちろん、コロンビアと戦う3戦目のクイアバはものすごく蒸し暑い地域。南アフリカW杯の時は高地対策が重要だったけど、今回もそうした地理的要因に対してどれだけ準備できるかが勝負を分けるだろう」