最後までもつれた賞金女王争い!最後に栄冠を勝ち取るのは?(撮影:米山聡明)

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<LPGAツアー選手権リコーカップ 事前情報◇27日◇宮崎カントリークラブ(6,451ヤード・パー72)>
 先週の「大王製紙エリエールレディス」で劇的な逆転優勝を飾り、賞金ランキング1位に返り咲いた森田理香子が同ランク2位の横峯さくらと女王をかけた最終決戦に挑む。

 この日はINの9ホールを早朝から服部真夕、表純子という同じ岡本綾子に師事する面々と共に練習ラウンド。「最後だから特別とかはなく、先週同様楽しくチェックできて、普段通り」。スタートから最後まで笑顔が絶えないリラックスした雰囲気で最終調整を終えた。
 だが、森田を取り巻く状況は緊迫感も十分だ。2位の横峯との賞金差は約281万円。1998年のツアー制度施行後4番目の僅差という近年まれにみる混戦模様で宮崎での最終戦を迎えた。賞金額では森田がリードしているが、横峯は今大会で過去2勝を挙げているうえに地元での開催とアドバンテージも多い。
 だが、森田も今大会は初出場の2010年の23位タイから2011年の15位、昨年の11位タイと年をおうごとに順位を上げてきている。今大会は賞金ランクトップで迎えることとなったが、「岡本さんが目標で、まだ足元にも及ばないけど、岡本さんに教わったことがじょじょにできてきているからこの位置にいると思いたい」と自身の成長も実感。女王に挑むにふさわしい精神状態でティグラウンドに立てそうだ。
 初日は横峯とのツーサム。「今週はやるしかないので毎ホール毎ホールもったいないゴルフはしたくない。思い切って狙って失敗しても後悔しないようにやりたい」。ライバルを意識せざるを得ない状況だが、23歳はそれを受け入れる強さを手に入れている。
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